Ohana Shop
オハナ ショップ
オーナー Koral McCarthyさん
扱う商品のほとんどがMade in Hawaiiだという、カウアイ島で生まれた人気のセレクトショップ「 Ohana
Shop 」。その中でも代表的といってもいいものが、ハワイ文化のアートのひとつとも言える「ラウハラ・ハット」。他にもニイハウシェルで作られたレイや、ローカルアーティストのジュエリー、そしてハワイで作られるクリームやローション、スプレーなどのコスメ類、そしてハワイの植物から抽出した色を使って染めた衣類などを扱っています。その他にもウィリウィリなどフラで使う道具、ハワイに関する本や絵本なども。またオリジナルポーチで知られるハワイ発の Samudra
や、ウォータープルーフのポーチが人気の Aloha Collection などとコラボしたアイテムも人気。
Koralさんが特にサポートしたいというのが「ラウハラ・ハット」。ラウハラというのはパンダナス・ツリーのハワイ語の呼び名で、ハワイでは普段よく目にする植物だということです。「ラウハラ・ハット」にはもう一つの呼び名があり、それが「パパレ・ラウハラ」。こちらは “ハワイのラウハラを使った帽子” という意味だそう。
ちなみに、ハワイの人たちは、ハワイ独自の方法で帽子を作るためのラウハラの加工をしています。帽子の中心となる場所「ピコ」から
編み始めますが、どのように編むかというのは、ファミリーの中でだけシェアされてきました。その結果、70年代、80年代になってこの「ラウハラ・ハット」を作れる人が本当に減ってしまったとのこと。そこで、この文化を後世に伝えるため、とある織りの職人が、本来は家族のみでシェアしてきたそのテクニックを、情熱を持った数名の女性たちに教えたんだとか。その職人さんたちが、今も活躍しているそうです。
少し前までは、ミュージアムでしか見ることができなかったラウハラ・ハット。お店で扱うことで、気軽に楽しめ、この先も長くこのアートを守っていきたいと語るKoralさんでした。18歳の頃からコレクションしていると言うくらいラウハラ・ハットが大好きなので、お店で扱えるのが本当に嬉しいそうです。
カウアイ島で育ったと言うKoralさん。その暮らしぶりは、ずっとサーフィンが生活の中心だったそう。サーフブランドのQuiksilverがサーファーガール向けのブランドRoxyを立ち上げた頃、若かったKoralさんと妹さんのスポンサーになってくれたとか。そのおかげで世界中を旅して、たくさんの人に会い、本当に貴重な体験をしたそうです。そんな彼女、ハワイ島で学校に行き、その後、カウアイ島に戻って結婚して4人のお子さんに恵まれたとか。そして、その子供たちもみんなサーフィンが大好きで、まさにサーファー一家。Koralさんの長男は、去年11才でサーフィンのナショナルチャンピオンになったとか!今年12才になったその長男と、11才の次男の2人が、11月のVans
Proコンペティションに参加したんだそう。
カウアイ島をよく知るKoralさんに、カウアイ島の楽しみ方を聞いたところ、まずは、島の中心にある緑深いコケエに行ってほしいとのこと。また、島の南側は、晴れることが多くて気温も高く、海の水も澄んでいるそう。
また、Koralさん自身は北側の出身なので、ハナレイとかハエナが大好きだそうで、とにかく大雨の日も晴れた日も、どんな日でも息を飲むような美しい景色が見られるし、山も海も本当にゴージャス。冬の海は、波がかなり大きくなるので気をつけないといけないけれど、そんな時は島の反対側へ行けば静かな海でスノーケリンクを楽しめるとか。とにかくカウアイ島のいろんな面を見て欲しいそうです。
今後は、Ohana
Shopオリジナルのアイテムを展開していく予定だそう。ナチュラルな素材を使ったアパレルやKoralさんの撮った写真をプリントした小物、そしてエコ・コンシャスなアイテムとして、携帯用のスプーン・フォークのセットや金属性ストローのキットなども販売するそうです。そして10月にオープンしたオアフ島の「Ohana Shop(オアフ店)」。場所は、Outrigger Waikiki Beach
Resortの1Fとなっています。小さくかわいらしいお店ですが、Koralさんのセンスが光るショップです。ぜひ訪れてみてくださいね〜!
Ohana Shop >> https://ohanashopkauai.com/
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