ハワイ諸島の歴史:ハワイ島編

ハワイ諸島の歴史:ハワイ島編 
さゆり・ロバーツさん

 

ハワイ歴史街道ツアーの主宰者であり、ハワイの歴史について興味深いエピソードを伝えてくれるさゆり・ロバーツさん。そんなさゆりさんにハワイの島々の歴史をうかがうシリーズが始まります!初回の今日はハワイ島についてうかがいます。

 

ハワイ諸島の中で一番大きいハワイ島はビッグアイランドと呼ばれ、四国の半分くらいの大きさ。残りの島を全て合わせてもハワイ島の半分くらいの大きさにしかならないそう。マウナケア(4207m)、マウナロア(4169m)、フアラライ(2521m)という3つの大きな山があり、加えてキラウエア(1200m)が活火山として知られています。雪の降るマウナケアもあれば熱帯のエリアもあるという幅広い気候帯を持つユニークな島です。

 

ハワイ島の下にはホットスポット(マグマが溜まっている)があり、そこから常に溶岩が出続けています。実はカウアイ島やオアフ島も元々は今のハワイ島のある場所で生まれ、北西の方角へ動く海底プレートに乗って、長い時間をかけてそれぞれの島が現在の位置まで移動したんだとか!すでにハワイ島近くの海底では新しい島「ロイヒ」が出来始めているそうで、今後この島が大きくなり海面に出る頃には、現在のハワイ島は他の島の様に北西方面へ移動しているだろうとのこと。

 

2018年5月3日、キラウエアが突然噴火しその活動は3ヶ月間続きましたが、地球が生きているということを実感できる出来事だったというさゆりさんでした。(現在は活動が収束してからだいぶ時間が経ち、キラウエア火山国立公園も全面的にオープンし観光には問題がありません。)

 

そして標高が高く空気が澄んでいることから天体観測にとても適している山、マウナケア。TMTとよばれる大型望遠鏡の建設に反対する人々がいるという話題を耳にしますよね。ハワイ諸島の中でも一番高い場所であるマウナケア頂上には雪の女神ポリアフがいるとされ、古くから神聖な場所とされてきました。そんな場所に工事のために人が入るということはハワイアンにとっては許しがたいことなんだそうです。

 

またハワイ島はハワイの歴史に重要な人物にとてもゆかりの深い土地。それはカメハメハ大王です。コハラ出身のカメハメハ大王、生まれた当時は叔父にあたる人がハワイ島の王様でしたが、占い師が「カメハメハは大きくなったら天下をとって叔父を殺す」と予言したために叔父に命を狙われることとなり、家族と離れ隠れて過ごすことに。5才の頃にはカイルアコナの家族の元へ戻ります。

 

当時は島にそれぞれの王様がいて、島同志での戦いがあった時代。成長したカメハメハはハワイ島の王となり、その後マウイ島、オアフ島、カウアイ島との戦いに勝ち、カメハメハ大王として島々を統一したのが1810年のことでした。

 

このカメハメハという名前、実はカ・メハメハという言い方になり、意味は「寂しい人、ひとりぼっち」ということなんだそう。子供時代に人里離れたところで育ったことから後々つけられた名前だそうですが、とても強い印象のある人なのに名前には少し悲しい歴史を感じますね。

 

そんなカメハメハ大王の銅像、ハワイに3体存在しています。ホノルルのダウンタウンのハワイ州最高裁判所前にある像の他にハワイ島のコハラとヒロにも。どちらもカメハメハ大王にとてもゆかりの深い場所なんだそうです。

 

さゆりさんも大好きだというハワイ島。歴史を感じられる場所としてワイコロアにあるペトログリフをおススメしてくれました。話し言葉はあっても文字がなかった大昔は石に絵を刻み様々なことを記録したそう。ここではその様子が今でもはっきりと見ることができます。

 

ハワイ島ペトログリフ >> http://bit.ly/36CtvOI 

 

ハワイ諸島の歴史についてのさゆりさんのお話し、今後もシリーズとしてお届けして行きますので、どうぞお楽しみに〜!

 

さゆり・ロバーツさん
ハワイ歴史街道ツアー >> https://www.hawaii-historic-tour.com/
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