Kina & Kalani
『Halia Hawaii - Loving Life, Living Music』
(2018年4月〜12月 オンエア)
Kina & Kalani
https://www.msi-education.co.jp/kina-kalani-2
キナ&カラニはハワイ島コナ出身で日本在住のハワイアン・ブラザース。フラや音楽を心から愛する二人が、特別な想いのあるハワイアン・サウンドを彼らの思い出とともにご紹介。
フラの話、ハワイの話をハワイの楽曲を交えて二人の思い出や体験、パーソナルなエピソード、アーティストから直接聞いた裏話なども合わせてお伝えしました。
12/29/2018
『ハワイの年末年始の過ごし方とは〜?』
最終回となる今回は、ハワイでの大晦日、そしてお正月の過ごし方について。
大晦日の大きなメインのイベントは、とにかく花火をたくさんすること!
ハワイでは通常は法律で花火をしてはいけないことになっていて、この31日と1日だけ解禁され、やっていいんだとか。
なので、家族でひとつになって、ものすごい量の花火を買って準備、そしてみんなで花火遊びをし続けるんだそう!!翌月の電気代が払えなくても買うくらいだそうですよ。KinaとKalaniはきっと今年もハワイで大好きな家族たちと美味しい料理を堪能しながら、花火を楽しむんでしょうね♪
ハワイにはサヨナラという言葉はなく、またね!が挨拶。いつかまた、きっとどこかで会えますように〜!
Kina & Kalani Big Mahalo そして A Hui Hou!!
12/15/2018
『ハワイの音楽 Jawaiian(ジャワイアン)とは〜?』
今回は、ハワイの音楽、Jawaiianについて。
ジャマイカ、と、ハワイ、を単純にくっつけた言葉が、ジ
アイランドポップスはどんどん変わって来て、1980年
そしてハワイに帰るたびに、ハワイの音楽が変わっている
そんな中、ハワイでも、さらにアイランドミュージックだ
歌詞の中にハワイの人たちだけ気づく、という表現もある
また、もう一組、ハワイを世界に連れて行ってくれたのが
シンプルなアイランドスタイルだけでなく、音楽でハワイ
12/01/2018
『ハワイの冬の風物詩、ホエールウォッチングとは〜?』
今回は、ハワイの冬のアクティビティのひとつ、ホエールウォッチング・クジラについて。
今、ハワイにやってくるのはザトウクジラですが、昔はマッコウクジラがよくやってきていて、ザトウクジラとマッコウクジラの大きな違いは、歯があるかないか。マッコウクジラには、歯があるそう。
ハワイには本当に昔からクジラが来ていたので、いろいろな伝説や話しがあるとか。クジラが海で死んでしまい、ビーチに自然に流れ着いた時、そのビーチは神聖な場所になるそう。クジラ(Kohola)は海の神(Kanaloa)の象徴なので、そこに選ばれたビーチという意味で神聖な場所になるんだとか。そこでそのクジラから取った歯を、キングやクイーンしか使えないアクセサリーを作っていたそう。それは、海の神様からいただいたもの、ということで、一般の人は使えないものだったそうです。もちろん獲るのではなく、自然に流れて来たものからだけいただきます。
そして、ハワイではこの時期は当たり前の光景が、海でみるクジラ。ロコにとっては当たり前のことで、特に朝早くはクジラたちがアクティブで、ジャンプなどもよく見られるそう。朝早くは見るのにいいチャンス!そのほかには、サンセットのころ。
また、カラニはホエールウォッチングのツアーの仕事もしたことがあるそうで、船の真後ろにジャンプしたのを見るチャンスもあったそう。クジラは直接触ったりしてはいけないので、どこにでてくるかを経験などから予測して、見られそうなスポットに移動して待機するそうですが、それがぴったり当たった瞬間だったんですね。
ハワイロコなカラニでさえ、心から感動した光景だったそうなので、観光で行く私たちは余計にその思いは倍増しそう。この時期にハワイに行く方は、1度参加して見てください!そしてこの環境を守るために、日焼け止め、ゴミを流さない、などできることをきちんとして海を、自然を守りましょうね。
11/24/2018
『ハワイの冬とは〜?』
今回は、ハワイの冬について。
基本的に1年中暖かいハワイですが、それでもやっぱり冬はきます。少し寒くなり、雨が多くなり、そしてなにより波が高くなります。冬はやはりサーフィンの季節ということで、危ないくらい波が高くなりますが、それを観に行くのが冬のアクティビティのひとつだそう。
また、特に彼らが育ったハワイ島では、マウナケア山にのぼり、雪遊びもできるのも冬の特徴で、これは、マウイ島のハレアカラも同じだそう。山の上や、標高の高いところでは、やはり寒くなるんですね。ハワイでの雪遊びはとても楽しいそうで、寒い山頂から雪を取ってきて、ビーチに持ってきて、あったかい海辺でみんなで雪遊び、というのがハワイ島やマウイ島で体験できるローカルの冬遊びと、話してくれました。
そして、そのほかの冬のイメージは、寒くなる→誰かといたい→人が恋しくなる→ロマンチック、なんだそうで、ハワイの人は寒いこと=ロマンチックと感じる人が多いとか。それを象徴するように、今の曲も昔の曲も、ロマンチックな曲は冬曲が多いというか、冬のイメージなんだそう。
さらに、冬のソウルフードといえば、「ココクラッカー」。大きなポットにココアをたくさん作り、ボウル(カップじゃなくて大きいボウル)にクラッカーを割っていれ、そこへ作ってあったココアといれるそう。さらに、バターとピーナッツバター、そこに砂糖を足して完成だそう!!聞いただけでも甘すぎる!!でも、冬といえばこれを思い出すそうですよ。
ココ&クラッカーというと、きちんとしすぎなので、「ココクラッカー」というと、「THEローカル」という感じが出せるそうなので、ハワイへ行ったら言ってみてくださいね〜!
11/10/2018
『ハワイのローカルファッションとは〜?』
今回は、ハワイのファッションについて。
昔は桑の木の皮をとって柔らかくし、叩いて布にしていたというハワイの服。もともとの色の茶色やウコンで染めた黄色が主な色でした。KingやQueenは、鳥の羽で飾りを豪華にして色をだしたり、三角や四角のデザインなど、ハワイの伝統的な模様を書いたりしていましたが、これができるのは本当に王族の人たちだけだったそう。
KinaとKalaniは、子供の頃からなんでもお母さんが作ってくれていて、今でも夜に自分たちの洋服を作るお母さんの姿が目に焼き付いているそうです。本当にお母さんが大好きなふたり!!
最近のハワイは、ニューヨークファッションウェークに出るほどになるブランドになってきていて、多くのブランドはハワイを基礎にして、もともとハワイのあったデザインを今も上手に利用、モダンに展開しているところが多いんだとか。
今のハワイで大人気のブランドを教えてもらいました。
Manaola Hawaii
https://www.manaolahawaii.com/
二人の出身でもあるハワイ島のブランド。ニューヨークファッションウィークにも出るなど、最近とても注目されています!昔と今の融合でモダンなデザインが大人気!
Ari South
https://arisouth.com/
プロジェクトランウェイに何度もでている彼女。ハワイアンの服や、着物デザイン、またアジアンテイスト展開していて独特の雰囲気が人気。プリントもオリジナル、ハワイの花をモダンにかえてデザインしているものが多いそう。
Wahine Toa
https://www.instagram.com/wahinetoadesigns/?hl=ja
ローカルの中で一番人気。ポップアップショップを出すと、購入に何時間も並ぶほどローカルの間で大人気ブランド。イベントなどでしかなかなか購入できないそうですが、ネットや、また日本でもイベントをやることもあるようなのでチェック。サイトで購入できるブランドもあるので、チェックしてください!また、もちろんハワイへ行った時にはショップでチェック!アロハシャツ、ムームーだけでないハワイのファッションにも注目です!
*写真は、ふたりのいとこ、Kuana Torres Kaheleと一緒に。
11/03/2018
今回は、ハワイのそれぞれの家の守り神、アウマクアについて。
Kina &
Kalaniの家のアウマクアは、サメとフクロウ。なので、地上ではフクロウ、海ではサメにとても守られていると感じているそう。サメは、とても怖い、会いたくない、と思う人がほとんどだと思いますが、基本的にハワイにはどこにでもいる、と思っていいそう。だから気づいていないだけで実は近くにいることも多いそうです。
ただ、秋は繁殖期ということもあってセンシティブになっているので、季節的には危ない時期。海が濁っている場所はサメが好きな場所なのであまり行かない方がよかったり、また、遭遇してしまった時も、静かにしているのがいいとか。ばたばたしたり、大きな音を出すとサメはその動きで逆に来てしまうそうです。見つけたらとにかく静かにその場を離れた方がいいそう。
あとは、何度も番組で伝えている通り、ローカルのいない海、ビーチには意味がある、ということ。入る前によく海を観察する、ローカルがいるか確認する、いない場所はあまり入らない方がいいそうです。サメは怖いだけでなく、ハワイの家では守り神、神様である海洋動物。そうやって見るとサメへのイメージも変わってきますよね。
*写真は、Kalaniの腕のタトゥー。よく見ると、ふたりのアウマクア「サメ」がいるんですよ。ふたりを守ってくれています。
10/27/2018
今回は、やはりこの時期といえば、ハロウィンについて。
子供の頃はもれなく、Trick or Treatしてお菓子をもらいにまわっていたKina & Kalani。スーパーの袋がいくつもいっぱいになるくらいお菓子をも
特に印象に残っていたのが、日本人のおばあちゃんのお家
そして、そんなKina&Kalaniファミリーの家で
日本でもだいぶ浸透して来ましたが、小さなお子さんがい
※ 写真はファミリーでのハロウィーンの様子。さぁ2人はどこにいるでしょ〜!?
10/20/2018
『ハワイでの大きなイベントといったら、一歳になる時のベイビー・ルアウ!』
今回は、ハワイの大きなファミリーイベント、Baby Luauについて。
子供を大事にすることの象徴でもある、結婚式よりも大きいかもしれない1歳になる時のパーティー「Baby Luau」。ハワイでは誰でも必ず行う行事の一つだそうで、その規模は本当に大きく、何百人も呼ぶようなパーティーだとか。
昔、外国の人が多くハワイに入ってきた時、今までなかった病気を持って来てしまい、免疫がなかったハワイの人々は赤ちゃんの時に亡くなってしまうことも多かったそう。その名残で1歳を迎えることができることはとても幸せだということで、盛大にお祝いしたんだそう。
招待客は、家族はもちろん、コミュニティ全体。家族がコミュニティ全体へ「この子をよろしく」という挨拶の意味もあるそう。何百人も呼ぶとなるとそのパーティーのビュッフェも大変。でもハワイは親戚が多いから、みんなでわけあって担当を決めて、それぞれ肉・魚・野菜などを得意分野で割り振るんだとか。だからそこまでの負担にはならなかったり、また、その負担もおめでたいことなので嬉しいことだったりするそうです。
ことわざに「It takes a village / 子供を育てるのはみんなの責任」というものがあるそうで、いい時も悪い時も、コミュニティが見守ってくれている、お互いの子供を大切にして地域で育てる、という考え方で、これは日本、特に昔の日本にも同じような考え方はありましたよね!やはりハワイと日本はとても似ているなと、Baby Luauからも伺えるそんなエピソードでした。ふたりのBaby
Luau、どんなだったか気になります!!でも、本人は覚えてない(笑)!!
10/13/2018
今回は、ハワイのお薬・漢方薬について。
葉や木など自然・植物を使って、病気を治すこと、自然の
例えば、グアバの木はとても身体に大事な植物だそうで
そんなお母様の影響でできる限り漢方をもらったりとナチ
「風邪などひきやすい季節になって来ますが、漢方も取り
10/06/2018
今回は、ハワイの人々の生活、ビジネスマン、お仕事につ
ハワイは物価が高いから頑張って働いてます!
ビジネスのスタイル、男性はアロハシャツ、女性はアロハ
たとえば、奥さんと旦那さんがバトンタッチで交互に働く
仕事をたくさんするのは大変だけど、でもサンセットや海
09/29/2018
今回は、二人の大好きなモロカイ島について。
個人的に出身のハワイ島の次に大好きな島で、親戚も多い
スピリチュアルな歴史も多く、祈りだけで島を守る文化が
島としては信号もほとんどないくらい何もない島で、24時間開いているようなコンビニなんてないそう。そんな島の観光は、パラアウ州立公園。ここは子宝に恵
そして、、、美味しいものとして忘れてはならないのが、
また、おすすめビーチとしては、パポハクビーチを教えて
動物と植物、そして人しかいなからか、とても優しい人が
09/22/2018
今回は、ハワイの海あれこれについて。
やはりハワイに行ったらみんな行きたくなるのがビーチ、
また、ローカルのいないビーチは、やはりそれなりの理由があるので
また、万が一波に飲まれてしまった場合、その波に対抗し
また、泳ぐ際には砂浜と平行になるよう横に泳いでいくのがベスト。波に対抗し
そして、もし英語が苦手だったとしても、少し勇気を出して簡単な英語で、例えば「Is this beach OK for
swimming?」や「Safe??」だけでもいいので、ローカルに聞いてみ
最後に、海へ行ったら、ゴミは全て
09/15/2018
今回は、ハワイでのハンティングについて。
フィッシングはおなじみのハワイですが、実はハワイではハンティングもおなじみ(ハワイ島)。狩猟犬が各家にいて、森に一緒に連れて行って狩りをするそう。狩猟の対象は、イノシシがメイン。狩りをした後は当然ですが、家族全員で役割を分担して、きちんと食用にするまでをやるんだとか。
モロカイ島やカウアイ島では、イノシシではなく、鹿がしゅりょのメイン。そして、鹿はジャーキーにするのが多いそうでこれがとても美味しいんだとか!モロカイ島の鹿ジャーキーがいちばん!!と、Kina&Kalaniも話してくれました。わざわざ鹿をハントするためにモロカイへ行く人もいるほどなんだそうです。
ハワイとハンティングはなかなか結び付かないかもしれないですが、昔からの文化としては、あるものだったんですね。KinaもKalaniも、実はそこまで日常のことではなかったそうで、お姉さんやお兄さんの方がハンティングは身近だったそうですが、それでもハワイ島コナではまだまだある文化だそう。
ローカルのお話しは、本当に面白く、そして興味深いですよね!!
09/08/2018
今回は、ハワイでのサンセットについて。
サンセットはハワイでぜひ見たい、見て欲しいもののひと
ベストポイントは・・・西!だとか。オアフ島では、ワイキキでももちろん見えるけど、季節で
そんな中でもオススメなのは、
・マジックアイランド:サンセットを見るためだけに
・アラモアナビーチアーク:買い物の後に寄ってみるのも
・ハワイ島・コナ:コナサンセットは、ハワイの中で一
さらに水平線上のサンセットでぜひ見て欲しいのが、「G
Kina & Kalaniは親戚でよく海辺に集まってディナーをシェ
サンセットなんて、ロマンチックすぎる!なんて思う方も
09/01/2018
今回は、ハワイでのちょい足しグルメについて。
ハワイの人は、美味しいもの、そして食べることが大好き
>映画の必需品ポップコーン
バターをたーーっぷりかけてもらい、そこに持参したあら
>マンゴー
大きなボウルに、醤油、お酢、胡椒をたくさんいれて、マ
>バナナにマヨネーズ
なんとも言えないですが・・・意外といけるんだよ〜〜〜
>ポイ
これにほんの少しお醤油をかけるのもおいしいのでおすす
しかし、このおすすめはすべて食べ過ぎるとお腹を壊すの
08/25/2018
今回は、ハワイの迷信について。
ハワイ語では迷信を「ロイナ」と呼ぶそう。
・家に入るときは靴を脱ぐ→汚いものを家に入れない
・玄関には座らない、ものを置かない→先祖への道を常に
・夜には口笛をしない→霊的な世界の人たちを無駄に必要
・ビーチでhは赤の服をきない→サメの神様の好きな色は
などたくさんあるそうですが、おもしろいものをさらに教
月が欠けてくる期間をオレというそうで、大事なこと、大
また、赤ちゃんが生まれてきて、見たときに必ず言ってし
もうひとつ、釣りに行くときは、「釣りに行くよ」と口に出さないそう。海のそばでは特に。これは、ハワ
08/18/2018
今回は、ハワイのタトゥーについて。
20年前くらいから最近はまたタトゥーが流行ってきてい
カラニの右腕にはおばあちゃんと一緒にデザインを考えた
見るだけでどんな家族なのか、何に守られてるのかわかる
しかし、絶対に入れなくてはいけないことではないので、
ひとつのことを果たして新しいことが増える、先祖たち
タトゥーを入れたいときは、とにかくしっかり考え
08/11/2018
今回は、ハワイでのお盆ついて。
亡くなった方を常にそばに感じながら生きているというハ
盆踊りはとても身近で、炭坑節を聞くと今でもすぐに踊れ
お盆というよりお祭りになる感じもあるけど、屋台もハワ
日本の文化がハワイにも届き、そしてそれがハワイで独自
08/04/2018
今回は、ハワイでの伝統的お酒??お薬??伝統的なアヴ
ハワイには、実はアヴァ・バーというものがあり、今でもア
飲むとゆったりリラックスした気分になるアヴァ。昔は、
そして、身体もリラックスしてしまうアヴァですが、アヴ
そして、ハワイでよく聞く「ププ」。
前菜、アペタイザーの意味で使われていますが、実はこれ
最近は、自然食品など扱っているようなところには、粉状
07/28/2018
『お祝いごとにかかせないもの、それはレイ!』
今回はレイについて。
レイをかけているこということは、誕生日や卒業式などなど何かのお祝いがあったということ。何かのお祝いの気持ちを表すものとしてとても大事な役割を果たすハワイのレイ。どんな材料を使うかなどによって意味することが違ったりもします。そして香りがあるものがやっぱり人気なんだとか。
フラにはレイはかかせないもの。フラはセレモニーやお祝い事で踊るものでもあるので、レイをプレゼントする時には歌いながら首にかけてあげるのが伝統的なスタイルなんだそう。鮮やかな緑色のマイレの葉のレイは端を結ばずにオープンなままでかけることが多いんですよね。マイレの葉はとても甘い香りがして大好きだという人も多いんだとか。でも最近はオープンな形よりも結んだサークル型にする方がより人気だそうで、それは「愛が周りにたくさんありますように」という意味が込められているからだとか。
とはいいつつも、たとえば妊婦さんにレイをあげる場合にはオープンなスタイルのものと決められているそう。理由は、お腹の中でヘソの緒がベイビーの首に巻きつかないようにという意味が込められているからなんだとか。
そんな風にレイは思いが形になっているものなので、誰かがレイをくれる、という時は断らずに気持ちよくもらってね、とキナ&カラニは話してくれました。そしてレイは捨てることはせずに、ドライフラワーになるまで飾って、くれた人の思いやパワーをもらうというのが本来の扱い方だそう。またヒモの部分は取り除いて花や葉は海に返してあげるという方法も。パカラナという夏に咲く花はハワイの人にとってちょっと特別な存在。生育のための世話も大変らしく、最近は少し減っているというパカラナですが、夏が誕生日だというカラニはこのパカラナのレイをもらうことが多いんだとか。皆さんもレイを楽しんでハワイを深〜く感じてみてくださいね!
今日のコーナーでは夏をテーマにした曲とパカラナの花を歌った曲をご紹介!
♬ 「Aloha Summer Time」 by Typical Hawaiians
♬ 「Ku'u Pua Pakalana」 by Natalie Ai Kamauu
07/21/2018
『夏といえばやっぱり・・・ビール!?』
今回は大人の夏について。
暑い時に飲みたいものといえば・・・ビール!ハワイでもビールはやっぱり人気のお酒。多くの人が、とりあえず、という感じでビールをよく飲むそうです。ひたすら同じ銘柄のビールを飲み続ける人も多く、「よく飽きないよねぇ」と思ったりするんだとか。
オアフ島のカカアコの辺りは昔、ビールの醸造所があったとのことで、現在そのカルチャーを復活させようとたくさんの小さなブルワリーができています。ハワイの地ビールが楽しめる場所が増えてるということはうれしいニュースですよねぇ。
キナ&カラニの出身地でもあるハワイ島コナには有名なブルワリーが。そう、Kona Brewing Companyです!ご存知の方も多いでしょうし、大好き!という方も多いと思います。1994年にオープンしたのですが、なんとこのブルワリーのオープニングセレモニーにキナ&カラニが参加したんだとか!これからのビジネスの成功を祈るブレッシングのためのフラをなんと二人が踊ったんだそうですよ〜。コナビールのスタートにロコとして自分たちも関わったと思うと嬉しいと話してくれました。
コナビールには種類がたくさんあり、マンゴーやリリコイなどのフルーティなフレーバーのものも人気です。そして商品のラベルも超ハワイ気分でかわいさ満載!このロゴを使ったTシャツなどのお土産も人気アイテムです。
実はこのKona Brewing CompanyのCMシリーズが面白いんです!コナビールからアメリカ本土の人たちに向けたメッセージという設定がベースになっていて、ハワイのロコをちょっといじったような、ぷぷぷとちょこっと吹き出してしまうようなジョークを織り交ぜてるのですが、出演者のブラダー二人が「いかにも!」という雰囲気でいい味出してます。下の「Itself」という動画のストーリーはこんな感じ。「メインランドの皆さん、そちらでは、誰かがやらなきゃ仕事は終わらない、となかなかオフィスを出られない人が多いようだけど、このプレートランチも誰かが食べなくちゃ、きれいなワヒネも努力しなきゃ振り向いてくれないし、このビールだって誰かが飲まなきゃ。人生は一度きりだよ。」(youtubeでシリーズ全部見られます!)
07/14/2018
『もうすぐ海の日!』
日本に「海の日」があると知って、いいね!とキナ&カラニ。ハワイには特別にそういう日は設けられていないけど、ま、毎日が海の日だよ!とキナ。ハワイの人にとって海ってどんな存在か、ということについて今日は話してくれるそうです。
3週間前にこのコーナーでカホオラヴェ島について話してくれましたが、ハワイを作った神様4人の中のひとり、カナロア。カナロアは海をつかさどる神様です。ハワイの人は海に入る時にその神に祈りを捧げたり、お供え物を用意する人が今でもいるそうなんですね。サーファーの人たちで、海に入る前に頭を少し下げてお祈りしているように見えることがあることもあるかもしれませんが、それは今から入らせていただきます、ということを謙虚な気持ちでお祈りしているんだとか。自然は生きているもの、そして人間はそこにお世話になっている、という考え方なので、使わせていただく、入らせていただくという許可を得る、特に今までに行ったことのない新しい場所を訪れる時には祈りをささげるという手順を踏むんだそう。
海はハワイ語でkai(カイ)。海はハワイの人にとって、すごく神聖で大切なもの。昔の海の水は薬のような使い方をしたり、デトックスに使われたりしていました。新しい家を建てた時には海水を家のあちこちにまいていいエネルギーを呼び込んだり、また結婚する時には海水を新郎新婦に少しかけて清めたりするのも日常的にあることだそう。またフラの世界ではハワイ古来の伝統的なクレンジングとしてヒウバイという儀式があるんだそう。夜明け頃のまだ薄暗い頃に海に入り、太陽が登りつつある時に海のエネルギーやパワーを海から取り込むことで肉体的にも精神的にもクレンジングできるんだそう。ピュアな気持ちで物事に向かうためにはストレスを手放すのはとても大切なこと。静かに海水に浸かることでその効果が得られるとされているそうで、海って偉大です!「海自体がとても大きなパワースポットだよね。」とカラニ。本当にそうですね。ヒウバイをする時には本来は裸で入ることが望ましいそうで、「だから人の多いビーチではやらない方がいいよね。」とカラニ。(笑)
ケガをしていたり、気持ちが落ち込んでいたりするときはとにかく海に入る、というのがハワイでのライフスタイルなんだとか。海と太陽があれば全て大丈夫!とキナ。キナもカラニも日本に拠点を移してからはなかなか海へ行かれないそうですが、そのせいか二人とも以前はまったくなかったアレルギーなどが出てしまっているんだとか。キナは時間が取れればできる限り江ノ島や千葉の方の海に行くようにしているんだそうですよ。カラニは地方に行った時に見かけた大きな木に抱きついて自然のパワーをもらったそうで、きっと変な人だと思われたよね、とのこと。いやいや、私たち日本人も同じような考え、持ってますよねぇ?
海をテーマにしたローカルバンドの2曲をご紹介!
♬ 「This Is The Life」 by Kolohe Kai
♬ 「Rhythm Of The Ocean」 by Hawaiian Style Band
07/07/2018
『ハワイのロマンチックなシチュエーションとは?』
今日は七夕!七夕といえば織姫と彦星が織りなす星空のロマンチック・ストーリーがつきもの。ということで、ハワイでロマンチックなデートをする場所といったら・・・?やっぱり自然の中で、ということになるそう。月の光に照らされながら手を繋いで海やビーチを歩いたり、というのももちろん有りですが、昔のハワイではロマンチックな場所といったら山が舞台になっていたそうです。人が多く、視線をさえぎるものもあまりない海辺に比べて、山の方がプライバシーを守れるというのが理由だったんだとか。そして山の方が涼しいので仲良く密着するのにふさわしい・・・ということもあったそう!(笑)昔のハワイアンソングを聞いてみると、ロマンチックなラブストーリーの曲はやっぱり山が舞台になっていることがすごく多いそうですよ〜。「虫が出てきたら、そのときにかっこよく男らしく退治すれば、きっと彼女も喜ぶよね〜!」とキナ。
でもキナもカラニも個人的には山よりも海の方がいいかなー、とのこと。「僕は周りに見せたい派です!」というカラニ。キナも海の方が好きだそうで「自分が作った料理を持って海に行って、ビーチピクニックで一緒に食べたら、女の子はすぐ落ちるよ。」とキナ。「お兄ちゃんの話気持ち悪い〜」とカラニは言ってましたけど(笑)。とはいいつつも、カラニも高校生の時にガールフレンドと車で出かけ、トラックの荷台に二人で座ってウクレレを弾き語っちゃったよ、と話してくれました。メインランドから来た女の子だからハワイ風に迫ってみたそうです。
アメリカでは「プロム」と呼ばれる高校生たちが参加するパーティーがあります。女の子はドレス、男の子はタキシードを来て、会場までは予約したリムジンで向かうようなフォーマルなスタイルのパーティー。アメリカの高校ではこれが毎年あるそうで、女の子をエスコートする練習になるそうですよ。会場ではドレスアップした写真を撮りあって、後日みんなで交換するんですって。会場では、プリンス、プリンセス、クィーン、キングを選ぶそうなんですけど、キナもカラニも多くの生徒の中から選ばれたことがあるそうです!同じプロムで二人いっしょに選ばれたこともあったそうですよ。
でもやっぱりハワイでロマンチックな場所といえば、海でも山でもその自然が美しく見える場所、なんといってもそういう場所がベストでしょーとキナ&カラニ。そういう場所ではハワイの持ってる力を借りることができるそうですよ〜。七夕の今日、愛を打ち明ける人、あるいはいつも一緒にいるけどあまり言葉に表していない人も、その愛と感謝を言葉にしましょ〜。
ロマンチックなハワイを歌った2曲をご紹介!
♬ 「Romeo」 by Ho'aikane
♬ 「Makee Ailana」 by Keola & Kapono Beamer
この曲はキナ&カラニが尊敬する兄弟デュオ、ケオラ&カポノ・ビーマーの曲。オアフ島のカピオラニ公園はその昔デートスポットだったそうで、夜になるとタバコの火が暗闇のあちこちに見えたそう。公園を訪れるカップルはできるだけその火が少ないエリアを選んでデートしていた、という内容だそう。
06/30/2018
『ハワイならではの夏のアクティビティって?』
ハワイの人というと「でかい!」(By キナです!)というイメージがあるかもしれませんが、昔は畑を耕したり魚を獲ったりするしてよく働きよく動くハードワークの人たちでした。そしてサーフィンやクリフ・ジャンプ(崖から海への飛び込み)など、いろんなスポーツも楽しんでいたそう。ハワイの人はスリルあることが好きなんですって。そして大きな石を抱えて海の底を歩いたり走ったりするトレーニングもあるんだとか!「みんなもやってみて、いや、危ないからやらない方がいいか」とカラニ(笑)。すごーく大変なんだそうです。いや、本当にきつそうです!
ハワイでその昔、春になるとやっていた「マカヒキ・ゲーム」というハワイのオリンピックみたいな競技会があるそうです。たとえばどんな種目があったかというと、ウルマイカという地面に置いた二つの的の間に石を投げるボーリングに似た競技。そしてハカモアという種目は二人の人間が戦いますが、それぞれが左足を左手で持って右足片方で立ち、右腕だけで相手を倒すというハワイアン・レスリングのような競技。キナもカラニも子供の頃にやってたそうですよ。
今、ハワイならではのアクティビティといえば、ハイキングが人気です。オアフ島ならダイアモンドヘッドは登ったことのある人も多いのでは〜?カラニが好きなのは滝を目指して歩くマノア・フォールズだそう。もっとチャレンジが欲しい人はココヘッドやラニカイのピルボックスも人気ですって。他にハワイならではのアウトドア・アクティビティーはカヤック。キナもカラニもお気に入りのアクティビティーのひとつだそうです。
そして7月4日といえばアメリカの建国記念日。ハワイでこの日はみんなキャンプします!それも海で!キャンプもハワイの人が大好きなアクティビティのひとつ。キナとカラニにとってキャンプといえば昔から舞台は海。やっぱりこれもハワイならでは、でしょうねぇ。日本で山にキャンプに行ったことがあるそうなんですけど、蚊やハエがいるし、熊や蛇も出るかもしれないし、山のキャンプはいやだー!とのこと。(ちなみにハワイには蛇がいません!)みなさんもチャンスがあればぜひ海でのキャンプを体験してみて!とのことでした。
キナ&カラニにとって日本の夏といえば一番に思い浮かぶのは・・・セミの鳴き声だそう!ハワイには鳴き声を出す虫がいないそうで、最初の頃、夏に日本で聞くセミの声は「なにこれー!?」と怖かったそうですが(笑)、日本暮らしが長くなってきた二人にとって、今はセミの声を聞くとあー夏だな〜と感じるようになったそうでよー。
夏を感じる2曲をご紹介!
♬ 「Summer」 by Audy Kimura
♬ 「Summertime In The Island」 by B. E. T.
06/23/2018
『カホオラヴェ島とニイハウ島?』
カホオラヴェ島はマウイ島の南側に位置するとても小さな島。ハワイを作ったと言われる4人の神様のうちの1人、海の神様カナロアの島だそう。だから釣りとかナビゲーションをまつった神社があるそうで、それは文化的に見てもハワイの人にとってとても特別な意味をもつんだとか。山がないために水のあまりない島だそうで、暮らすには少し不便だったそうです。
第二次世界大戦の時から1990年までアメリカ軍の軍事練習にこの島が使われ爆弾実験なども行われたそうで、自然がかなり破壊されてしまったんだとか。特別な意味をもつカホオラヴェ島がそのような状況になってしまったことにハワイの人たちは本当に心を痛めたそうで、1990年以降、カホオラヴェの自然を守ろうという様々な運動が起きているんだそう。今も一般の人の上陸は制限されていて、また不発弾なども残っていることから危険な場所でもあるんだそう。
もうひとつのミステリアスな島、ニイハウ島。地図でいうとハワイ諸島の一番上、カウアイの隣に位置するニイハウ島。1894年にハワイ王朝から1万ドルでロビンソンファミリーが購入した島で、外部の人の上陸を制限しているので今も昔のハワイの美しさがそのまま残っている島なんだとか。今はニイハウでしか聞かない昔ながらのハワイの方言が残っていたりもするそうです。
ニイハウで有名なのは、太平洋のダイアモンドと呼ばれる「ニイハウ・シェル」です。その昔、キングもクィーンもニイハウ・シェルのネックレスをつけていたんだそう。すごく小さくてキレイな模様のついたニイハウ・シェルで作ったネックレスはものすごく高い値段がつきます!なんでそんなに高いのか。ニイハウのビーチで朝から夜までずーっとこのシェルを探したとしても、1日で1ダース、そう、あの小さく可愛いシェルが12個くらいしか見つからないんだそう!!!それは貴重だ〜。だから一つのレイを作るのに何年もかかってしまうということなんですねー。値段も高くなるはずです。
カホオラヴェ島とニイハウ島にちなんだ曲!
♬ 「Kaho'olawe Song」 by Steve (Maai) & Teresa (Bright)
♬ 「Pupu 'O Ni'ihau」 by Sean Na'auao
06/16/2018
『洪水のあったカウアイ島で大きな被害を受けたハワイの人にとって大切なものとは?』
今年の5月に大雨が降って洪水があったカウアイ島。二日間で1mくらいの降雨量があったんだとか!この雨で川の水があふれ、多くの民家も壊され、ハナレイ地域ではそのたくさんの土砂が海にまで流されました。カウアイ島はタロの栽培が多くされていますが、いくら栽培に水が必要なタロだとはいっても今回の大雨はこのタロに壊滅的な影響を与えてしましました。この大雨の前の状況にまでタロの生産量が戻るまでに2年はかかるだろうと言われているんだとか。ハワイの人にとっては深刻な問題です。
タロはハワイ全体で作られてはいますが、その多くはこのカウアイ島で生産されているのです。そしてご存知の通り、タロから作られるポイは今もハワイの人たちの主食のひとつとなっているわけで、そのタロ畑が大きなダメージを受けたということは、ポイの生産量にも直接関わってくることなんですよね。
なぜタロがハワイ文化として大事な意味を持つかを語るには、ハロアの神話の説明が必要だとキナ&カラニ。母なる大地と大いなる空がいっしょになり、子供が生まれるのですが、残念ながらその子がすぐに亡くなってしまいます。その子を家の庭の一番日当たりのいい場所に埋めたのですが、そこから植物がハート型の葉を持った植物が芽を出します。それがタロでした。その後、もう一人子供が生まれます。その子の名前をハロアといい、自分のお兄さんの埋めらえた場所から芽を出した植物、タロを大切にしました。
タロは葉から根まで無駄にすることなくすべて食べることができる栄養価の高い植物。そんなタロを家族に与えてくれるお兄さんに感謝するハロア。このハロアはハワイ人の祖先だと考えられていて、この神話は、自然を大切にすると自然が食べ物を自分たちに与えてくれる、先祖に感謝にすると自然が自分たちを守ってくれるという大きな意味を持っているんだそう。だからこそタロ畑が大きなダメージを負ってしまったというのはハワイの人にとってとても悲しニュースなんだとか。
キナ&カラニのおばあちゃんはハワイ島のワイピオの出身だそうで、このワイピオでもタロを作っていたそうで、二人のファミリーにとってもタロ、ポイはとても大きな意味を持つんだとか。タロは僕たちのDNAに組み込まれている!!!というキナ&カラニでした。
06/09/2018
『キング・カメハメハ・デーとは?』
毎年、夏のはじめにあるキング・カメハメハ・デー。今年は6月11日です。キング・カメハメハ・デーのカメハメハとは、カメハメハ1世のこと。もともとハワイ島に住んでいたカメハメハ1世が、マウイ島、オアフ島、カウアイ島と全部の島を収めることになり、その功績を讃えお祝いするためにカメハメハ5世が1872年に始めたホリデーだそう。
では実際にキング・カメハメハ・デーには、ハワイではどんなイベントが行われ、その日をどのように過ごすのでしょうか〜?まずはハワイ島とオアフ島にあるカメハメハ1世の銅像にレイをかけるイベントが開催されます。特にオアフ島のイオラニ宮殿前にある銅像は大きいので、一本8mくらいはある長〜いレイを何百本も(!)かけるんですね。そんなに長いレイをそんなにたくさん人間の手だけではかけることはできないので、毎年ハシゴのついた消防車が出動してレイをかけるセレモニーが行われます。
これだけたくさんの生花を使ったレイを用意するのは簡単ではないのですが、キナ&カラニは子供の頃にこのレイを作る作業をしていたとか!キング・カメハメハ・デーで使用するレイは一般の人が作ったレイを集め、それらをどんどんと繋げる作業をする人たちがいます。そして長いレイを作り上げるんですね。
そしてその後、週末には必ずパレードがあります!ハワイ島だとコハラ、ヒロ、コナの三ヶ所でそれぞれパレードがあるんだとか。オアフ島はホノルルで開催されます。どのパレードでも、ハワイ各島を代表するプリンセスたちが島の色のガウンをまとい、馬に乗って練り歩きます。これをパウライダーと呼び、プリンセスたちも馬たちもたくさんのレイをつけてそれはそれはキレイです。ホノルルでのパレードも同様のスタイルで行われます。
そして!馬に乗ってのパレードだということは・・・そう、馬たちの落し物を拾う人たちもいるんですねー。この人たちをPooper Scooper(プーパー・スクーパー)といい、これまた楽しいアトラクションのようになっているんだとか。各島ごとに工夫を凝らしたスタイルで、拾うしぐさも見ている人たちを楽しませるようですよ〜。
でもキング・カメハメハ・デーで一番楽しかったのは・・・学校が休みだったこと!by キナ だそうです(笑)。
ハワイの人にとってキング・ハメハメハ・デーはとても大切で特別な日。でもでもでも、それよりももっと大事な日が6月14日にやってくるそうなのですが・・・なんとカラニの40回目のバースデーですって! Happy Birthday, Kalani♪♪♪
♬ 「Ta Ha Ua」 by Na Hoa
♬ 「Kamehameha」 by Nathan Aweau
06/02/2018
『ハワイの人々は火山と共に生きて来た!』
今回は心配されているキラウエア火山について。ハワイ島出身のキナ&カラニ、やはり島の状況に関してはとても心配しています。1983年からずっと噴火を続けているキラウエアですが、今年5月3日から新たな噴火がプナ地区で始まりました。ここは人々が暮らす住宅地ですが、地面がひび割れ、そこから溶岩がながれでているということでとても心配です。溶岩はドロドロとしたタイプを「アア」、サラサラしたタイプを「パアホエホエ」と呼び、今回はその両方の溶岩が出ているそうです。
ハワイの文化や歴史の中で、火山の話しや火山の女神「ペレ」の話は必ず出て来るそう。人間が自然を守る、そして自然にお世話になっているという考え方から、ハワイでは大きな尊敬の意を持って自然と接しているそう。避難の際、部屋を片付け掃除をしているハワイの住人がいたそうで、それは「今からお客様、つまり溶岩、ペレがやってくるんだからきれいにしてお迎えするのは当然のこと。もしこの家を持っていくのであれば、きれいにした家をどうぞ持って行ってください。」と答えたんだとか。ちょっと驚いてしまうような反応ですが、これがとてもハワイらしい考え方だそうです。
そしてキナ&カラニが子供の頃に聞いていたというペレに関するお話をもうひとつ。ペレは女神、つまり女性ですが、若くて美しい女性だという説と、また年老いたおばあさんだという説があるんだそう。これはペレがどんな姿で現れるかわからないので、美しく若い女性だろうと、年老いて醜い老婆だろうと、目の前に困った人がいたら区別せずに平等に助けてあげなければいけない、という言い伝えもあるんだとか。
ハワイの人々はその教えを守っていて、相手が誰であろうと同じアロハな心で手を差し伸べることをモットーにして日々過ごしているそうです。もし物を失うことがあったとしても大切な人の命や自然を守ることの方がもっと大事。大変な出来事があったとしてもそれをポジティブに変えていく大切さ、とういのがアロハでありハワイの考え方だと教えてくれました。
キラウエアの噴火はまだまだおさまる様子はなく大変な状況がつづきますが、それは同時に新しいものがうまれること、始まりでもあるという風に考えるよ、というキナ&カラニでした。
♬ 「Ka Nani A'o Kilauea」 by Weldon Kekauoha
♬ 「E Pele」 by Roland Cazimero
05/26/2018
アイランドミュージック・アワードは新しい音楽の祭典!
ハワイのラジオ局、ISLAND98.5が行う新しいアワード、Island Music Awards。あの Na Hoku Hanohano Awards も元々はラジオ局からはじまったアワードだということを考えると、こちらも今後どうなっていくのか楽しみ!
レゲエはもちろんトラディショナルでない、とにかくハワイの人がのんびりゆったりできるような音楽を「アイッランドミュージック」と言っていいんじゃない?というKina &
Kalaniのふたり。この賞のいいところは、なんと、受賞者を決めるのは一般の方々だということ。100%投票で決められるそうで、パブリックな賞になっています。
授賞式は6月9日にブレイスデールアリーナで開催されます。大きな会場ですよね!出演者は、COMMON KINGS、SAMMY JOHNSON、ANUHEA、BO NAPOLEON、LANDON MCNAMARA、GENERAL FIYAH。ふたりも大好きなアーティストが大集合!!
今年から始まる大注目のアワード。みなさんも、番組で見つけたお気に入りのアーテイストにぜひ投票してみてくださいね!
05/19/2018
『ホクレア号とのエピソード!』
今回は番組でも度々お伝えしているホクレア号について。先日、マウイ島のホテルでのんびりしていた時に目の前の海に停泊していたホクレア号に出会って驚いた!というキナ&カラニ。ホクレア号はハワイの人の誇りでもある、と話してくれましたが、実はカラニは特別なストーリーを持っていました!
若かりし頃、少〜しだけやんちゃだったという(笑)カラニ。ホクレア号の訓練用として用意されているカヌーに乗り更生するというプログラムに参加したことがあるんだとか!キナは教室でお勉強、カラニは船の上でお勉強、だったそうです。カラニいわく「おかげでちゃんとした大人になった!」とのことですが、こんな風にこのホクレアのプロジェクトは利用されてもいるんですね〜。
♬ 「Path In The Starts」 by Loyal Bub Pratt
♬ 「Kaulana Ka Inoa O' Hokule'a」ft. Na Hoa & Kuini by Chad Takatsugi
05/12/2018
『シャカ〜!』
ハワイの挨拶=サインでもある「シャカ」。このサインの出し方で観光客かローカルかわかるそうです。ロコは少しななめに、出すときは一回ふるだけというのが基本だそう。ここ、覚えておきましょう。これであなたもローカル!
そして今週は明日の母の日を目前にしたキナ&カラニに、彼らのお母さんについて語ってもらいました。お母さんは誰にとっても大切な存在。二人にとってもそれは当然同じで、お母さんに会うときは体の大きな二人がお母さんを挟んで座って離れないほどだそう!今でもお母さん、大好きなんですよね。また二人が尊敬するアーティスト、ケアリイ・レイシェルのお
♬ 「Mama... I Love You」 by Loyal Garner
♬ 「Ipo Lei Momi」 by Keali'i Reicheil ft. Pure Heart
04/28/2018
『「May Day is Lei Day」ハワイのメイデーは「レイデー」です!』
5月1日のメイデーは、ハワイでは「レイデー」で、ハワイ文化のフラや音楽を祝いながらレイを送り合う日になっています。これは古いヨーロッパの伝統でもある花の女神をお祝いするお祭りがルーツになっています。
1920年代、ハワイに船で観光客が来るようになりました。ハワイを離れるときに船から海にレイを投げ、それがビーチに届いたら自分自身もまた再びハワイを訪れることができるという言い伝えができたんですって。
子供の頃は、5月1日は普段から学んで練習しているフラや音楽を披露する日になっていたそう。その時には必ず自分で作ったレイを身につけていたそうです。だから今でもメイデーといえば花を思い浮かべるそう。そして学生時代には、この時期に学校でハワイ各島の名前をつけたキング、クィーン、プリンス、プリンセスを選ぶ人気者投票があったそう。キナ&カラニも毎年選ばれていたそうですよ〜。(←ちょっと自慢気!?!?)
メイデーは美しい花を眺めながら音楽を聞いたり踊ったりして、ハッピーな1日を過ごして欲しいなーというキナ&カラニでした。
♬ 「May Day is Lei Day in Hawaii」 by Helekulani Girls
♬ 「Kona Daze」 by Kalapana
04/21/2018
『ハワイには美しいものがたくさんあります!』
ハワイには自然、風景、植物などなど美しいものがた〜くさんあります。そんな美しいものをずっと後まで残すために曲を書くミュージシャンも多いとか。最初にかけた曲、Brother Cazimero(ブラザー・カジメロ)の「Tropical Baby」も、歩き方もその長い髪もステキだね、と歌っています。
キナ&カラニの「いとこ」でもあり、才能あふれるミュージシャンのKuana Tress
Kahale(クアナ・トレス・カヘレ)も例外ではありません。クリエイティブで料理もうまくて、なんでも器用にこなすクアナは学生のころからとっても人気者でもてていたんだとか。そんなクアナがライブで演奏をするたびに会場に現れていたという、とある美しい女の子。
クアナはそんな彼女のことがとても気になり始め、ある時、彼女のために曲を書くことを思いつきます。きっとまたその彼女が現れるであろうライブ会場でその曲を演奏して、その後に「この曲はあなたのために書いたんです。」と伝えようと決めました。でも・・・この曲が出来上がってから一度もその彼女はクアナの前には現れなかったそう!と、いうことで本人にこの曲のことを伝えることはできなかったそうですが、その時に作った曲が、今日ご紹介した「Ohai Ali'i Kaluhea」でした。
♬ 「Tropical Baby」 by Brother Cazimero
♬ 「Ohai Ali'i Kaluhea」 by Kuana Torres Kahale
04/14/2018
『願えばかなう!』
子供の頃から音楽が大好きだったというキナ&カラニ。幼い頃の二人があこがれていたのは Ka'au Crater Boys 。Ernie Cruz Jr.
がいたバンドです。ロコボーイにしか分らない気持ちを歌にしていたところが、ロコボーイの二人にとってたまらなかったそう。あまりに好きすぎて、そんなことするのはダサいかな〜、と思いつつ(笑)ある日 Ernie Cruz Jr. 宛にファンレターを書いて送ったカラニ。
返事が来るのか来ないのか、毎日ポストをチェックしていたそうですが、なんとなんと!ある日、本人から直筆の返事が届いたとか!そこには伝統文化を守って続けていくことの大切さがつづられていたそうです。それを見て感激した二人は「いつか彼と一緒にステージに立ちたい!」と思い続け、大人になってからのある日、オアフ島のとある舞台で実現したんだとか。その後、日本でも会うチャンスがあって、「本当に二人とも成長してるね。」と言ってくれたんだとか。
Ernie がくれた手紙や言葉がカラニの原動力になった経験から、これからは自分も他の人を勇気づけるような存在になりたい、とアラフォーになった今、思っているそうです。キナ&カラニのオリジナルソング、Natural HighもかなりKa’au Crater Boysに影響を受けているそうですよ〜。残念ながらErnei Cruz
Jr. は2017年に亡くなってしまいましたが、二人がErnieから学んだことを、これからは自分たちが実践していきたいとのことでした。
♬ 「Natural High」 by Kina & Kalani
♬ 「Tropical Hawaiian Day」 by Ka'au Crater Boys
04/07/2018
『メリーモナークの始まりはヒロの街を盛り上げるためのお祭りだった!』
4月のハワイ島ヒロといえばフラの祭典 Merry Monarch の開催で盛り上がります。Merry=陽気な、Monarch=王族・王様、という名前のついているこのイベント、王様とはハッピーキングとも呼ばれたデイビット・カラカウア王のことを指しています。
その昔、カラカウア王の50才の誕生日にはヒロの街をあげての楽しいお祝いのイベントが2週間も続いたんだとか。それから時が経ったある時、何か街を盛り上げる催し物ができないかと考えたヒロの人たちが、そういえばカラカウア王の50才のバースデーは2週間も続くとても楽しいイベントだった、という言い伝えに着目して、そうだ!またそんなイベントをやってみよう!と始めたのが Merry Monarch なんです。
1963年にスタートしたMerry Monarch、なんと当初はフラのイベントというわけではなく、カラカウア王をお祝いする目的のお祭りで、特徴的なヒゲをたくわえたカラカウア王にちなんでヒゲのコンテストなんかもあったとか。1971年からフラのコンペティションとなり、今に至ります。
あのメリーモナークの始まりは街のお祭りで、ヒゲ・コンテストもあったなんて、なんだか不思議な感じもしますが、その名の通り、ハワイ島ヒロを代表するイベントになりましたね〜。
♬ 「Hilo Medley」 by Na Palapalai
♬ 「Kawika」 by The Sunday Manoa